つきいち新聞

The Tsuki-ichi Shimbun

第5号 リアル書店ってすごい!

おととい、ジュンク堂書店池袋本店(http://goo.gl/maps/EZfpFrzxwe62)に立ち寄った。別段、お目当ての本があったわけではないけれど、いま池袋までの定期を持っているので散歩がてら行ってみた。

 

たしか、5階だったと思う。「店員おすすめコーナー」なるものが一角にあった。

 

そのコーナーの「書籍紹介ポップ」がほんとうに凄くて、感動して唸ってしまった。

思わずスマホのカメラでパシャパシャしていた。(これって写真にとっていいのかわからないけれどほんとうに素晴らしかったので)

 

とても感動したので、その晩、文字に書き起こしました。そして何人かの友だちにも共有しました(またアツっぽいなーと思われたかもしれませんが、人に伝えたほうが知識は定着すると思っています)。

 

リアル書店の店員さんたちの情熱と仕事に対する矜持に、胸熱です。(書店員さんの名前はふせます)

 

林京子『希望』

被爆後を生きた
作家の目線
私たちが歴史として
知ることはこんなにも
苦しみ 悲しみ 怒りに
満ちた人の営みと希望がある
そして私もその一部である
3F 文芸担当 ◯◯
 
人は社会の外では生きてゆけない
ひとつの考えを持った人間が
孤独によって易きに流れ
吸収される過程を描く
その先は安寧とも思えないのだが
一瞬の思考停止と脱力は
今の私たちにも覚えがないか
3F 文芸担当 ◯◯
 
鷲田清一『待つということ』
この本が書かれた頃よりも、世の中のスピードはさらに速くなっているでしょう。以前は待てていたことも、今はもう待てません。待たずに切り捨てられた時間は溜まりに溜まって、現代社会のひずみとなって噴出しているのではないでしょうか。〈待つ〉ってどんな気持ちだったか、今一度思い出してみませんか?待つことの大切さも苦しみも鷲田先生は分かってくれています。
4F 人文書担当 ◯◯
 
岸政彦『街の人生』
この本に出てくる人々が現在の日本を表すというよりも、この本を読んで得られる他者への視線こそが現在の日本に必要なものなのではないかと思い選びました。ただひたすらに、誰の解釈も挟まれない人々の語りを読むだけで、ものすごく多くのものを得たような気持ちになります。全ての人に同じだけの熱量を持った人生がある。ということが体感できる一冊です。
4F 人文書担当 ◯◯
 
松林薫『「ポスト真実」時代のネットニュースの読み方』
~ネット情報を鵜呑みにする質の低い人工知能になる事なかれ~
ネットメディアは既存メディアと違い、自分のほしい情報を選択的に取得できるという特徴があります。しかし自分に都合がいい情報ばかり集めていると盲目的になり、情報の真贋について無関心になりがちです。都合のいい情報にこそ穴がある。これが「ポスト真実」時代の教訓になりそうです。
5F 社会 ◯◯

 

 

だいぶ感動して触発されたので、近日中に「つきいち新聞」にも書評欄を設けたいと思います。

 

頑張ります!