つきいち新聞

The Tsuki-ichi Shimbun

第7号 就職活動記録

1.

 
就活中、数多くの言説に出会いました。
 
“やっぱ大手っしょ”、“ベンチャーは成長できる”、“インターンは絶対行くべき!”
 
…なんというロジカルな「べき論」の数々。
 
就活当初は「 なるほど!」と膝を打ちながら多くの社会人や他の学生の声に耳を傾け、「俺いま就活してる感すごい」と自己陶酔していました。
 
しかし、途中からわからなくなってくるのです。
 
「自分はこれからどこへ進もうとしているのか」といった漠然とした不安。「明日の面接でどう振る舞うべきなのか」という現実的な問題。
 
他人のキャリア観を聴けば聴くほど、それらの中に矛盾が生じ(例えば大手に行くべきvs.ベンチャー行くべき)、私はその間を揺れ動く漂流者となってしまっていたのです。
 
教訓①:
他人の言説の多くは経験則である(=普遍性に乏しい)。
それは、自身のキャリアを肯定したいという自尊心が働いていたり、また個人の経験において新卒就活は一度しかできないゆえ、他の就活パターンを原理的に知り得ないから。
多くの人の言説を受け容れた上で「自分的に腹落ちした考え方(キャリア観)は何か」を整理することが大事。
 
2.
 
就活って誰でも恐いです。
 
戦々恐々とするほかない。
 
だから、どうしても「もう少ししてから(成長してから)動き出せばいいや」となりがちです。
 
就活を通して、それはめちゃ勿体無い考え方だと気づきました。
 
いま以前と比べて、行動へのハードルが低くなりました(たぶん)。
 
教訓②:
細かいことは気にせず、とにかく始めてみる。
小さく実行すれば、大きく失敗することはない。
失敗したらすぐに修正すればいい。
小さく成功したら、次は大きく実行すればいい。
 
3.
 
就活が終わった私は、かくも偉そうに「べき論」を振りかざしてしまいました。
 
お詫び申し上げます。
 
最後にひとつだけメッセージを。
 
「自分の直観を信じてください。あなたのキャリアはあなたしか歩めないのだから。」
 
4.
就活中、読んでた本です。少なからず影響受けてます。順不同です。

 

働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。

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続・働く理由

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小さなチーム、大きな仕事――働き方の新スタンダード (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

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君たちはどう生きるか (岩波文庫)

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山月記・李陵 他九篇 (岩波文庫)

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自分をいかして生きる (ちくま文庫)

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「働き方」の教科書: 人生と仕事とお金の基本 (新潮文庫)

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21世紀の薩長同盟を結べ (星海社新書)

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内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える (講談社+α文庫)

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働くひとのためのキャリア・デザイン (PHP新書)

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ヘーゲルと現代思想

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哲学しててもいいですか?: 文系学部不要論へのささやかな反論

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